SEAプログラム 第22日目

離陸後しばらくして機内が消灯となりましたが、体内時計がまだニュージーランドなのと、疲れていてもなかなか眠れない時間でした。日本時間午前6時には機内のサービスが始まり、台湾近海上空での朝食となりました。生徒たちはまだ眠たそうで、朝食を済ませた後も眠っていました。
ほぼ予定通り午前8時半過ぎに福岡空港到着、入国手続きを済ませて22日ぶりの日本となりました。体が冬の気候に対応していたため、この暑さはかなり応えます。
のぞみに乗車し午前11時半過ぎに広島駅着となりました。校長先生ならびに保護者の方の出迎えを受け、広島駅で解団式を行い無事解散となりました。この3週間生徒たちは皆大きく一歩を踏み出しました。22日間ずっと一緒に過ごしましたが、最初は戸惑いながらも現地の人と話をしたり、分からないことをそのままにしなくなったり、何よりも自分自身の中に大きな自信を持つようになりました。当然そうなったのは自分自身の力だけでなくホストファミリーやミドルトンの先生方、マウントクックでお世話になった山岳ガイドの聖さん、ニュージーランドで親身になりながら支えていただいたYukoさんやHidekoさん、ミドルトンの生徒たちや現在留学中の本校の生徒や卒業生、店先で笑顔で対応していただいた人たち、シンガポール航空のクルーの皆さん、そして笑顔で送り出していただいた保護者の皆さんのおかげだと思っています。
私もいろいろ世界を歩き、旅の面白さや感動を生徒と一緒に経験できたことは何よりの宝となっています。色々な価値観と出会い、多様性の中で協同できる自分になって欲しいと願っています。3週間ありがとうございました。

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SEAプログラム 第21日目 8月16日(木)

快晴のクライストチャーチ、最低気温が6℃、最高気温が16℃ぐらいまでなる予報でした。学校集合が7時45分だったのでいつもより早く慌ただしくホームステイ先も動き始めました。我が家のホストマザーは早朝からのフライトがあったため5時前には家を出ていかなけれなばならなかったので、前日にお別れはしておきました。

生徒たちも時間通りに学校に到着し、ホストとしっかり挨拶をしていました。涙を流しながらもミドルトンともお別れし、空港に向かいました。

来る時よりもスーツケースの荷物が増えており、私の荷物も限度いっぱいの30キロでした。お世話になったYukoさんともお別れし、午前10時50分発のフライトで一路シンガポールに向かいました。フライト時間はほぼ11時間、機内では映画を見たり本を読んだり、食事も昼食と軽食、さらには軽い夕食まであり、シンガポール時間17時45分無事到着しました。飛行機を降りる前にコックピットで機長と写真撮影をお願いしたところ快く引き受けていただき、生徒たちを操縦席に座らせて写真を撮らせていただきました。慌ただしいクルーの交代時間でしたが、先ほどまで操縦していた席だと思うと生徒たちも大興奮でした。若者たちに夢を与えていただく姿勢に感謝の思いで一杯です。

午後6時半までがシンガポールツアーの締め切りだったため我々も急いでツアーカウンターに向かいました。最初いたカウンターはすでにクローズになっており、電車で別のターミナルにあるカウンターにギリギリ間に合いました。ツアーの案内は英語で行われましたが、生徒たちもニュージーランドの早い英語に比べ聞き取りやすく、しっかり楽しんでいました。2時間のツアーでは車窓見学をしながら高層ビルの上に船の形をしたプールがあるMarina Bay Sandsとマーライオンが見えるスポットで30分程度の自由時間と、大きな木をモチーフにしたオブジェが沢山あり、15分間光と音で演出があるthe Garden by the Bayで1時間近く自由時間があり、短時間でしたが十分楽しめるもでした。

午後10時頃再び出国手続きを済ませ、翌朝午前1時20分発(ニュージーランド時間午前5時20分)の便で福岡に向かいました。

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SEAプログラム 第20日目 8月15日(水)

最低気温は4℃、朝方は曇っていましたが、9時ごろには快晴になりとても過ごしやすい一日でした。最高気温は14℃ぐらいでした。

学校で過ごすのも今日が最後です。朝MHRを行い、9時半ごろには学校を出てカンタベリー大学に向かいました。キャンパスも非常に広く、大学の中を散策しながら図書館やブックストアーを周り、フードコートで昼食を摂った後で今度は市内の店で最後のお土産を買ったりしました。シーシャ先生と一緒に行ったアイスクリームショップも最後にもう一度訪れ、心地よい太陽を浴びながらアイスクリームを頬張りました。

学校に戻り生徒たちはそのまま学校に残りましたが、夕方5時半からフェアウェルパーティーが行われました。インターナショナルの校長先生が挨拶の後で用意された夕食を食べながら最後のひと時を過ごしました。会食が終わってホームステイ先ごとに修了書と記念品が渡され、お返しにお世話になったホームステイ先に手紙を渡しました。その後で我々の時間となり用意したパフォーマンスを行いました。先日習ったマオリの歌と踊りを披露し、ソーラン節を学校の法被を着て演じました。さらには生徒による笙の演奏や空手の演武があり、場内は非常に盛り上がりました。

各自ホームステイ先に戻り、明日のパッキングと最後の夜を過ごしています。

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SEAプログラム 第19日目 8月14日(火)

今朝の最低気温は3℃、午前中は晴れていましたが午後からは曇りで最高気温も13℃のクライストチャーチでした。夜半から雨模様です。

もう本日で授業も終了で、午前中はマオリレッスンでした。歌や踊りの時に使うポというものを作り、実際最後には振り付けをしながら歌うものでした。毛糸を編み込みながら握り手の部分や玉状のものを作り上げていきました。心地よいマオリの音楽を聴きながらの作業で、スムースに捗ったようです。出来上がったポイで歌いながら振り付けを習い、これは明日のフェアウェルパーティーで披露することにしました。

午後からは2歳から5歳までの子が通うPre-schoolを訪れ、英語を使ったり折り紙を一緒におりながら時間を過ごしました。なかなか英語で話しかけても容赦なしに話してくるので聞き取りづらかったようですが、最後には懐いてくる子どももいて特に女子には人気でした。

最後の1時間はニュージーランドで留学している卒業生が訪れてくれ、最後の2日間の過ごし方を語ってくれました。ニュージーランドに滞在して気づいたことなど本校の生徒に質問してくれ、聞かれた生徒は「家族との時間の過ごし方」や「高い建物がないので風景が違う」など答えていました。私自身もホームステイをしている家族にはミドルトンに通う小学生と高校生、お父さんは警察関係、お母さんはフライトアテンダントとして働いています。朝は車で送っていき、学校が終わると3時20分には必ずどちらかが迎えに来ています。5時には家族が揃い(仕事の関係で不在の時もあります)6時には夕食が終わっている感じです。 道路にもガードレールはなく、先日訪れたカイコウラの絶壁ですらフェンスもありません。オットセイの生息地にも看板が1つだけあり、「10メートル以上離、触ったりしないこと」と書いてあるだけです。全ては自分の責任で行うことが要所要所で求められていることが感じられます。日本との違いを肌で感じることができることが、何よりの勉強かもしれません。明日は夕方からフェアウェルパーティーで最後の日となり、基本的には朝からパーティーでの出し物の準備や自由時間となっていますので、担当の英語の先生とも相談し午前中は近くにあるカンタベリー大学(国立)を訪れキャンパス見学を行います。そのあとで最後の市内見学と買い物をし、昼過ぎに学校に戻って来ます。また本日正式にシンガポール航空からメールが届き、帰りのシンガポールチャンギ空港での7時間のトランジット中に市内の英語でのフリーツアーの席が確保できました。保護者には出発前にお伝えしていましたが、幸運なことに事前予約ができましたので参加してきます。

SEAプログラム 第16日・17日目 8月11日(土)・12日(日)

こちらに来て3回目の土日でした。初回は着いてすぐだったので何もかも新鮮だったようですが、次第にこちらの生活やリズム、言葉や環境に慣れて、ホームシックどころか帰りたくないモードになっています。2週目はマウントクックで最後の週末はそれぞれホームステイ先で連れていってもらったようです。土曜日には市内が見渡せるゴンドラに乗ったり日曜日にはフリーマーケットに連れていってもらった生徒もいました。風が強かったですが、天気も良く、最低気温が2℃、最高気温は14℃ぐらいでした。

引率の私は土日を利用して180㎞北にあるカイコウラに行きました。カイコウラには2回目でしたが前回は日帰りでしたので今回はしっかり自分の足で歩くために向かいました。朝7時発のバスで3時間かけカイコウラへ。朝の気温は車が凍っているぐらいでしたが、日が上るにつれ気温も上がり、10時過ぎに着いた時には心地よい気温でした。街中に到着後、翌日のクジラウォッチングツアーを予約し、荷物などを宿泊先に置き、カイコウラ岬まで歩いて行きました。片道1時間かけ歩いて行き、1500万年前に隆起してできたの麓に到着しました。この先にはアザラシの生息地があったり、自然が成し遂げる様々な光景で圧倒されましたポイントとなるところから岩場を1時間近く歩きながらアザラシの生息地を抜け、200メートル近くある岸壁の小道を登り、岸壁の上に上がった時には足がすくむ思いがしました。

日本ではフェンスがあり様々な掲示板があるような場所ですが、全くその様なものがなく、落ちることは決してないのですが、歩いていても足がすくみ反対側には雪化粧した南アルプスの山々が一望できるなど、5時間近く歩いても疲れが吹き飛んでしまうカイコウラの自然が堪能できました。

翌日早朝からクジラウォッチングに出かけました。ニュージーランドでも屈指のクジラの回遊ポイントで、今回はマッコウクジラを3回ほど見ることができました。波が少々荒く、船酔いをする人も多かったですが、2時間半のクルージングでクジラの他、イルカの群れに遭遇することができました。カイコウラは自然が織りなす光景を様々な形で経験することができ、マウントクックとは違った自然との向き合い方を教えてくれます。何より歩くことの楽しさを堪能できるかと思います。機会があれば生徒を連れて行き、思いっきり自然と向き合いたいと感じました。

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